【こちらの展示は終了しました】
生息地は房総半島以南の西部太平洋なので、山陰で見られるのは珍しい種類のタコです。
水深45mで刺網にかかっていたのを、漁師さんが「こりゃ珍しい!」と持ち帰られたもので、県栽培漁業センター協力のもと、とてもきれいな状態で当館へ持ち込まれました。当館での飼育・展示記録はなく、今回が初展示となります。
腕がとても長く、全長が約70cm!(※展示の個体) そして体の表面に突起がたくさんあり鮫の肌のように見えるので「鮫肌手長蛸(サメハダテナガダコ)」。体の色は赤褐色で白い斑紋があり、鮮やかな色合いをしています。
イカやタコは寿命が短いため(1~2年)、短期間の展示となるかもしれません。お見逃しのないよう、ぜひご覧ください。
【展示期間】令和3年4月24日~令和3年5月31日
※生体の状況により期間の延長や、予告なく展示を終了する場合があります。